Blender 5.2で新しく実装された「ジオメトリノード内でのクロス(布)シミュレーション」の機能を使ってみました。これまでは物理演算プロパティでしか設定できなかったクロスの挙動が、ノードベースで完全にコントロールできるようになり、表現の幅が異次元に広がりました。
今回は、この最新機能を使って作成した「9個の球体が破裂し、ゴムのような質感で膨らんでぶつかり合う実験アニメーション」をして通常の物理演算のクロスと今回導入のジオメトリ操作でのクロスを実験的に違いをみてみました。
【動画1】Blender 5.2のジオメトリノードの新機能クロス(破裂)
Blender5.2の新機能の「引き裂き」を使って、下の突起に触ると破裂するかの実験となります。
【動画2】Blender の通常の物理演算のクロス(膨張)
通常の物理演算のクロスの圧力設定を調整し、球体が風船のように急膨張して弾けるようなゴム質感表現です。
【動画3】自己衝突の調整追加による球体同士のぶつかり合い変化
通常の物理演算のクロスでは、色々な圧力調整が可能です。
【動画4】Blender5.2での圧力で膨張
Blender 5.2のジオメトリノードの新機能クロスでは圧力の項目がなく数値設定もないので、ジオメトリノード内で「ノーマル」を使いベクトル演算等で数値を変えて最後に新機能の「カスタムフォ-ス」で圧力を表現しています。
【動画5】衝突判定とバウンド量
通常の物理演算のクロスで衝突判定と圧力調整を変えて見て容器に収まるように調整しています。
Blender 5.2のジオメトリノードの新機能クロスでは、その微妙な設定が私の知識内ではできませんでした。
今回の5つのアニメーションで最新物理演算の違いを比較しましたが、「そもそもBlender 5.2のクロスノードってどこにあるの?」「球体をリアルに膨らませるノードの数値の繋ぎ方が知りたい!」という方は次のサイトで解説しています。
Blenderで描く3Dの世界 | haru1960作品集 
